【Word】おでん｜Oden (Japanese Food)（ふりがなあり｜With Furigana）

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おでんとは｜What is Oden?

みなさん、おでんを知(し)っていますか。今回(こんかい)は日本(にほん)の食(た)べ物(もの)、おでんを紹介(しょうかい)します。

おでんは日本(にほん)の家(いえ)でよく作(つく)られる家庭(かてい)料理(りょうり)です。コンビニでも売(う)っているので、見(み)たことがある方(かた)も多(おお)いと思(おも)います。

ジョバの会話(かいわ)アニメにも出(で)てきたようにおでんはコンビニで手軽(てがる)に買(か)うことができます。

おでんはこのように鍋(なべ)で作(つく)る料理(りょうり)です。温(あたた)かい料理(りょうり)なので、寒(さむ)い季節(きせつ)、秋(あき)から冬(ふゆ)によく食(た)べられます。

地域(ちいき)や家庭(かてい)によって味(あじ)や入(はい)っているものはさまざまですが、今回(こんかい)は一般的(いっぱんてき)なおでんの作(つく)り方(かた)を紹介(しょうかい)します。料理(りょうり)に関(かん)することばも紹介(しょうかい)していくので、一緒(いっしょ)に勉強(べんきょう)していきましょう。

おでんの作り方｜How to cook oden

まずおでんはたくさんの材料(ざいりょう)を使(つか)います。

おでんの場合(ばあい)、鍋(なべ)に入(はい)っている材料(ざいりょう)を具(ぐ)とも言(い)います。

「具(ぐ)」は簡単(かんたん)に言(い)えば、料理(りょうり)で使(つか)う材料(ざいりょう)です。例(たと)えば、左(ひだり)のお味噌汁(みそしる)は右(みぎ)のお味噌汁(みそしる)に比(くら)べて具(ぐ)がたくさん入(はい)っています。

これはおにぎりです。梅干(うめぼ)しのおにぎり、鮭(さけ)のおにぎりなどいろんな種類(しゅるい)のものがあります。この入(はい)っているものをおにぎりの具(ぐ)と言(い)います。

パクッ｜Paku

おでんは煮込(にこ)む料理(りょうり)です。

「煮(に)る」とは水(みず)などの中(なか)で火(ひ)にかけることです。このように煮(に)て作(つく)ったものを「煮物(にもの)」と言(い)います。魚(さかな)を煮(に)たものは「煮魚(にざかな)」と言(い)います。

「煮込(にこ)む」とはいろいろな材料(ざいりょう)を入(い)れて一緒(いっしょ)に煮(に)ること、また長(なが)い時間(じかん)をかけて煮(に)ることです。

Gutsu Gutsu｜ぐつぐつ｜ぐつぐつ

おでんは色(いろ)んな具(ぐ)を煮込(にこ)んだ料理(りょうり)です。

ではおでんを作(つく)ります。

まずだしを取(と)ります。

「だし」とは何(なに)かを煮(に)て出(で)た汁(しる)、スープのことです。おでんではだしを取るために、昆布(こんぶ)と鰹節(かつおぶし)を使(つか)います。

昆布(こんぶ)は海(うみ)の中(なか)にある海藻(かいそう)です。先(さき)ほどおにぎりの具(ぐ)を紹介(しょうかい)しましたが、昆布(こんぶ)はおにぎりの具(ぐ)としてもよく使(つか)います。

鰹節(かつおぶし)はお好(この)み焼(や)きの上(うえ)によくのっているので、見(み)たことがある方(かた)も多(おお)いと思(おも)います。

鰹節(かつおぶし)はカツオという魚(さかな)を煮(に)て乾燥(かんそう)させたものです。

乾燥(かんそう)させているので、とてもかたいです。

「かたい」の反対(はんたい)は「やわらかい」ですね。「かたい」と「やわらかい」はよく料理(りょうり)で使(つか)います。

「このお肉(にく)はかたくて、おいしくない。」「お肉(にく)をやわらかくなるまで煮込(にこ)む。」などと言(い)います。

昆布(こんぶ)と鰹節(かつおぶし)でだしを取(と)ったあと、酒(さけ)、みりん、醤油(しょうゆ)などの調味料(ちょうみりょう)を入(い)れて、おいしいスープを作(つく)ります。

「調味料(ちょうみりょう)」は塩(しお)、砂糖(さとう)、こしょうなど味(あじ)をつけるものです。

醤油(しょうゆ)をスープに入(い)れることを「醤油(しょうゆ)を加(くわ)える」とも言(い)います。

「加(くわ)える」とは何(なに)かにさらにあるものを入(い)れることです。これは鍋(なべ)に塩(しお)を加(くわ)えています。

だしを取(と)って調味料(ちょうみりょう)を加(くわ)えたスープにたくさんの具(ぐ)を入(い)れます。

ではおでんの具(ぐ)を紹介(しょうかい)していきます。

まずは大根(だいこん)です。大根(だいこん)はおでんでとても人気(にんき)です。大根(だいこん)を入(い)れる準備(じゅんび)をするために、大根(だいこん)の皮(かわ)をむきます。大根(だいこん)やりんごなど表面(ひょうめん)にあるこれを「皮(かわ)」と言(い)います。そしてこの皮(かわ)を取(と)ることを「皮(かわ)をむく」と言(い)います。これはじゃがいもの皮(かわ)をむいています。

大根(だいこん)の皮(かわ)をむいて、厚(あつ)く切(き)ります。薄(うす)くじゃなくて、厚(あつ)く切(き)るのがポイントです。「厚(あつ)く切(き)る」「薄(うす)く切(き)る」これも料理(りょうり)でよく使(つか)います。

次(つぎ)はたまごです。たまごもおでんには絶対(ぜったい)必要(ひつよう)です。卵(たまご)を茹(ゆ)でます。

「茹(ゆ)でる」は熱(あつ)いお湯(ゆ)に入(い)れて煮(に)ることです。卵(たまご)を茹(ゆ)でたら「ゆで卵(たまご)」になります。これはトウモロコシを茹(ゆ)でています。スパゲッティを茹(ゆ)でています。

卵(たまご)を茹(ゆ)でたら殻(から)をむきます。卵(たまご)の表面(ひょうめん)にあるこれを「殻(から)」と言(い)います。さっき説明(せつめい)した「むく」をここでも使(つか)って「ゆで卵(たまご)の殻(から)をむく」と言(い)います。

次(つぎ)はこんにゃくです。こんにゃくはこんにゃく芋(いも)というサトイモ科(か)の植物(しょくぶつ)からできた食(た)べ物(もの)です。こんにゃくを食(た)べたことがありますか。煮物(にもの)によく入(はい)っています。食(た)べると弾力(だんりょく)があってプリプリしていて面白(おもしろ)いです。

Puri Puri｜プリプリ

次(つぎ)はしらたきです。しらたきもこんにゃくから作(つく)られます。糸(いと)のように細(ほそ)いひもみたいなこんにゃくで、これを結(むす)んだものをおでんによく使(つか)います。「糸(いと)こんにゃく」とも言(い)います。

次(つぎ)はがんもどきです。がんもどきは潰(つぶ)した豆腐(とうふ)に刻(きざ)んだ野菜(やさい)や昆布(こんぶ)などを入(い)れて、油(あぶら)で揚(あ)げたものです。

たくさん料理(りょうり)のことばが出(で)てきました。一つ(ひとつ)ずつ説明(せつめい)します。

「潰(つぶ)す」とは力(ちから)を加(くわ)えて元(もと)の形(かたち)を変(か)えること、また平(ひら)たくすることです。これはじゃがいもを潰(つぶ)しています。

これは缶(かん)を潰(つぶ)しています。

「刻(きざ)む」とは切(き)って細(こま)かくすることです。これはニンニクを刻(きざ)んでいます。

「揚(あ)げる」とは熱(あつ)い油(あぶら)で煮(に)ることです。唐揚(からあ)げやコロッケは揚(あ)げて作(つく)る料理(りょうり)です。揚(あ)げて作(つく)ったこのような料理(りょうり)を「揚(あ)げ物(もの)」と言(い)います。

次(つぎ)はちくわです。ちくわは、すりつぶした魚(さかな)の身(み)を棒(ぼう)の形(かたち)にして焼(や)いたものです。

「すり潰(つぶ)す」とはすって細(こま)かくすることです。先(さき)ほど「潰(つぶ)す」を説明(せつめい)しましたが、「すり潰(つぶ)す」はもっと細(こま)かくします。例(たと)えば、赤(あか)ちゃんのご飯(はん)はこのようにすり潰(つぶ)して、食(た)べられるようにします。

次(つぎ)ははんぺんです。これもすり潰(つぶ)した魚(さかな)で作(つく)ります。卵白(らんぱく)、卵(たまご)の白(しろ)い部分(ぶぶん)と山芋(やまいも)などを混(ま)ぜて作(つく)られたものです。

「混(ま)ぜる」とは他(ほか)の物(もの)を加(くわ)えて一緒(いっしょ)にすることです。これは卵(たまご)と砂糖(さとう)を混(ま)ぜています。

これらの具(ぐ)は作(つく)られたものが売(う)っているので、それを買(か)って準備(じゅんび)します。切(き)るだけで大丈夫(だいじょうぶ)です。

この他(ほか)にもおでんの具(ぐ)は、牛(ぎゅう)すじ、ジャガイモ、タコ、餅(もち)巾着(きんちゃく)などがあります。今回(こんかい)紹介(しょうかい)したのはほんの一部(いちぶ)です。

具(ぐ)は煮(に)えにくいもの、味(あじ)が染(し)み込(こ)みにくいもの、大根(だいこん)、ゆで卵(たまご)、こんにゃく、しらたきなどから煮込(にこ)み始(はじ)めます。

「染(し)み込(こ)む」とは液体(えきたい)、におい、色(いろ)などが物(もの)の中(なか)に深(ふか)く入(はい)っていくことです。煮込(にこ)んだ料理(りょうり)でちゃんと味(あじ)がついていると、「味(あじ)がよく染(し)み込(こ)んでいて、おいしい。」と言(い)います。醤油(しょうゆ)などの調味料(ちょうみりょう)が染(し)み込(こ)んでいると味(あじ)が濃(こ)くなりますね。

「濃(こ)い」の反対(はんたい)は「薄(うす)い」です。これも料理(りょうり)でよく使(つか)います。みなさんは味(あじ)が濃(こ)い料理(りょうり)と薄(うす)い料理(りょうり)とどちらが好(す)きですか。

約(やく)30分間(さんじゅっぷんかん)煮込(にこ)んだら、出来上(できあ)がりです。

さあ、やっとできました。以上(いじょう)、おでんの作(つく)り方(かた)でした。

どうですか。結構(けっこう)手間(てま)がかかると思(おも)いませんか。

「手間(てま)がかかる」とは労力(ろうりょく)や時間(じかん)がたくさん要(い)るということです。たくさんの材料(ざいりょう)を準備(じゅんび)したり、たくさんすることがあったりして時間(じかん)がかかる料理(りょうり)を手間(てま)がかかる料理(りょうり)と言(い)います。料理(りょうり)だけではなく「庭(にわ)をきれいにするのは手間(てま)がかかる。」「プレゼンテーションの準備(じゅんび)をするのは手間(てま)がかかる。」などと言(い)います。手(て)と時間(じかん)がたくさんかかると覚(おぼ)えると覚(おぼ)えやすいと思(おも)います。

おでんは色(いろ)んな具(ぐ)を入(い)れようと思(おも)ったら、結構(けっこう)手間(てま)がかかります。そこで手軽(てがる)に買(か)えるおでんを4つ(よっつ)紹介(しょうかい)します。

おでんを手軽に食べる方法｜How to get oden

まずはコンビニです。最初(さいしょ)に紹介(しょうかい)しましたが、秋(あき)から冬(ふゆ)にコンビニのレジ横(よこ)にこのようなおでんがあります。自分(じぶん)の好(す)きなおでんの具(ぐ)を買(か)えてとても便利(べんり)です。

2つ目(ふたつめ)は飲食店(いんしょくてん)です。特(とく)に居酒屋(いざかや)でよく見(み)ます。

「居酒屋(いざかや)」とはお酒(さけ)を飲(の)む飲食店(いんしょくてん)です。特(とく)によく煮込(にこ)んだおでんは味(あじ)が濃(こ)いので、お酒(さけ)とよく合(あ)います。

Goku Goku｜ごくごく

3つ目(みっつめ)はおでんの袋(ふくろ)です。温(あたた)めるだけで食(た)べられるので、便利(べんり)です。スーパーやコンビニで売(う)っています。

4つ目(よっつめ)はなんとおでん缶(かん)です。おでんが缶(かん)に入(はい)っています。スーパーや自動販売機(じどうはんばいき)で売(う)っているらしいですが、見(み)つけるのはちょっと難(むずか)しいかもしれません。

インタビュー｜Interview

おでんについてたくさん紹介(しょうかい)しました。おでんが食(た)べたくなりましたか。

何(なん)の具(ぐ)が食(た)べたいですか。

ではインタビューしてみましょう。

おでんは好(す)きですか。

はい。好(す)きです。

何(なん)の具(ぐ)が好(す)きですか。

大根(だいこん)とたまごが好(す)きです。おでんの大根(だいこん)とたまごは味(あじ)が染(し)み込(こ)んでいておいしいからです。

おでんは好(す)きですか。

まだ食(た)べたことがありません。がんもどきとタコのおでんを食(た)べてみたいです。

ジョバはおでん、好(す)き？

え～すごい！だしも取(と)ったの？

このような粉末(ふんまつ)も売(う)っています。水(みず)に入(い)れるだけでおでんのスープになります。だしを取(と)らなくていいので楽(らく)です。

大根(だいこん)切(き)ったり、卵(たまご)茹(ゆ)でたり結構(けっこう)手間(てま)かかったでしょ？

え？！はんぺんだけ？！それはおでんと言(い)えるのかな・・・ジョバ、魚(さかな)好(す)きだから、はんぺん好(す)きなんだね。

お～いいね。

おでんのスープにうどんの麺(めん)を入(い)れて食(た)べることもあります。

はんぺんパーティーじゃなくて、おでんパーティーならいいよ。

おでんの具の名前｜Word For Oden

料理のことば｜Cooking Words

オノマトペ｜Onomatopoeia